言葉を吐く。

5年の摂食障害、そして回復、そして今。

生意気に摂食障害当事者を代表して感じてきたこと #NHK障害福祉賞記録②

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NHK障害福祉賞シリーズ②

waka0105.hatenablog.com

 

改めてですが、

この賞は、障害者もしくは障害者と生きる方が

体験や思いを綴る作文コンクールです。

 

▼コミュ症すぎて写真ないので旦那さんに家で撮ってもらったw

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私が書いた「摂食障害」について。

 

 

こんな貴重な機会をいただいたからこそ

少し背伸びをして、ちょっと遠くから摂食障害を見つめ直すことができました。

 

 

当事者が摂食障害を語る意義

 

なんと!!あの!!

柳田邦男さんからお話をいただきました。

 

柳田さんは何十年も前から審査員をされていますが、

摂食障害の応募が出始めたのはここ数年のことだそう。

 

 

それほどに、まだまだ一般的じゃない病気で、

社会も当事者も理解が難しい病気なんですね。

 

 

柳田さんは、私の作品を読んでくださり、

体験のリアリティな描写や、克服に至った私なりの考察を評価くださり、

摂食障害を理解していく上で必要な作品だ、と。

 

 

そういう風に言ってくださりました。

(あとは感動しすぎてぶっ飛んだ)

 

 

摂食障害は完治しにくいと言われているからこそ、

完治した人間が、当時のことや回復に至ったお話を

ありのままかつ客観的に(これ難しい)、伝え続ける意味があると思います。

 

 

原因不明、薬はない、死亡率は精神疾患の中で最も高い

二次障害多数、難治性、そして再発率も高い。

 

 

どう見ても「人生終了のお知らせ」な病、

そこに光を当てられるのは、当事者の発信だと再認識しました。

 

 

 

摂食障害はこんなにも身近な存在に

この瞬間にも、摂食障害で苦しむ人の数は増えていきます。

 

 

授章式では、色んな方が私のところまで

お話をしに来てくださった。

 

「わたしも以前・・」

「娘が・・・」

「部下が・・・」

「友人が・・・」

 

 

正直、その数に驚きました。

偶然かもしれない。けど、偶然にしては多すぎる数だったんです。

そして、みなさん秘密話のような口調で、私に打ち明けてくださいました

 

 

摂食障害は、既に身近なものになっています

でもみなさんがオープンにその話をすることは出来ません。

みなさん、罪でも犯したかのような表情でお話をしてくださるのです。

 

 

当事者も、そのご家族も、何も悪くないよ。

声を上げていいはずなんだよ。

 

 

どうしたら摂食障害という言葉がもっとオープンになるんだろう。

ただの知名度なのか。偏見なのか。なんなのか。

 

 

気づいてください。

もう、摂食障害は特別な病気じゃない。

 

 

 

社会の理解度はまだまだ足りない

 

授賞式のあとは、立食パーティがありました。

 

 

もちろん、摂食障害の症状があった時は

誰かとの食事が怖かった。手をつけられなかった。

 

でも、私は今回「完治した人間」としてそこに立っています。

もちろん普通の方と同じように物を食べることができます。

 

 

それでも、

「お料理を勧めて大丈夫なのか分かりませんでした」

 

 

そんな言葉をいただきました。

 

 

決してその方が悪いんじゃない。

これが今の社会の理解度なんです。

 

 

 

もっと、もっと、やらなきゃいけないことだらけだ。

 

 

この賞を通じて、このブログを通じて、

もっと更に行動を広めて、

 

社会の理解と、現実の解離を埋めていきたい。

 

 

 

竹口 和香