言葉を吐く。

5年の摂食障害、そして回復、そして今。

【体験記】自分に自信がなさすぎてAV会社に辿り着いた

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自分に自信がないと様々な支障が起きる。

 

 

一番は人間関係。

匙加減が本当にわからなくなるんです。

 

 

 

摂食障害の人がみんな苦労するなんて一概には言えないけど、

少なくとも私はとっても苦労しました。

(という事に最近気づきました)

 

 

 

「適切な」人間関係って難しい。

 

誰にどれだけ深く関わるべきで、

誰にどれだけの信頼を寄せて

誰にどれだけ自分を開示していいのか。

 

 

 

そもそも「いい人」「悪い人」の区別がつかない。

 

 

 

 

すごく疑い深いはずなのに、

すごく現実主義なはずなのに、

本当は誰にも期待していない素振りを出すのに、

 

 

 

自分の弱さに「わかるよ」と笑顔を見せた人は

みんないい人な気がしてしまって、

この苦しさから手を引いて、助けてくれる気がしちゃって。

 

 

 

 

私がその人と一緒にいたいか、じゃなくて

その人が私と一緒にいてくれるか、が人間関係だった

 

 

 

 ちぐはぐを振り返ってみる

あの頃は「生きづらい子」だった。

 

(今が万全絶好調悩みないぜ!なわけでは決してないけど)

 

 

 

 

「ほどよくみんな仲良い」が苦手で

グループでも特定の子と一緒にいたかったり、

結果、輪を乱してしまってうまくいかなかったり、

 

 

 

マッサージ屋のおばちゃんに

「疲れてるね」って言われただけで

「づら゛い゛よ゛~~~」涙が止まらなくなっちゃったり、

 

 

 

頼み事をされたら、自分が必要とされた気がして

「やるよ!やるやる!あなたのためなら何でもします!」

みたいな感じだったし、

 

 

 

そのへんでナンパされた人と

仲良くなって後日会っちゃったり、

(ナンパしてくる人がみんな悪いわけではないけど、自己防衛的な意味で)

 

 

 

仕事を紹介されるうちに気づいたらAVの撮影所にいて

「生着替え10万、1絡み50万です」なんて話を、真顔で「はい・・」と聞いていたり、(撮ってませんよw)

 

 

かと思えば、

家族に弱音を吐くことができなかったり、

友人の前でも強がって意地張っちゃったり。

 

 

 

なんかずっと空回りで、

本当にほしい何かを求めて

ただひたすら空っぽな私を埋めていくことをしていた。

 

 

 

自分に自信がないんです

 

そう。すべてはここ。

 

 

自分で自分の存在を認められないと、

他人に異常な承認欲求を抱いてしまうのです。

 

 

 

自分の意思で生きていけるほど自分に自信がない。

「自分なんて」って思っちゃうことで、

本当に助けてほしい人、本当に頼りたい人に迷惑をかけれない。

 

 

 

自分がいる事だけでは、存在が許されないんです。

だから、何かを与えないと、ためにならないと、だめなんです。

 

 

 

こうして、

誰か本位で自分が流されていってしまう。

 

 

 

切れそうな糸で、

私に手を伸ばす誰かを待っている。

 

 

 

今を埋めることに、必死なんだ。

 

 

 

それで満たされないことも、

自分が本当に求めていることがそこにはないことも

どこかで、どこかで気づいているはずなのに。

 

 

 

 

 

「はじめまして。あなたは私の何がほしいですか?」

 

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竹口 和香