言葉を吐く。

5年の摂食障害、そして回復、そして今。

認知療法、結果何が変わる?実体験をもとに考えてみる

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前回は、実際にプチ認知療法についてお話ししました🌸

 

waka0105.hatenablog.com

 

 

今日は、「それで実際どうなってん?」というお話。

 

 

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まず、当時のお話ですが、

在学していた大学の無料相談室に通っていて

3年ほどカウンセリングを受けていました。(途中何度か失踪しましたが)

 

 

病院は通院していないので

服薬治療は経験したことがありません。

 

 

 

前提として

 

これから、私が認知療法で変わったことを書きますが、

事前にお伝えしたいことがあります。

 

 

①「治療」をするとは

「治療」とは、不便を取り除くということです。

 

 

認知療法というのは、
自分の思考のくせや価値観の偏りによって
”自身が生きることに困難を抱えたとき”に行うものです。

 

 

 

完璧主義や、心配性、感受性が高い・・・
色んな特性があると思いますが、どれも立派な個性です。
決して、その特性自体に問題があるわけではないんです。

 

 


本人が不便だと感じていなければ、
それはもちろん治療の対象外です。

 

 

 

私の場合、その不便さが

摂食障害という形で表に出ていたので

カウンセラーさんが判断をして行ってくれてたんですね。

 

 

 

②100%はありえない

もちろん認知療法によって

私の人生が変わったといっても過言じゃありません。

 

 

そのくらい、

私の中で物の捉え方や、

生き方を変えるきっかけになりました。

 

 

ただ、

認知療法は生まれ持った特性を

丸ごと100%殺すものではありません。

 

 

私も今だって理由なく涙が止まらん日もあるし、

何もやる気が起きなくて自分が嫌いになる日もあるし、

集団行動は苦手やし、人に心を開くのもめちゃ苦手。

 

 

 

認知療法は、

「不便」が軽減される程度に

その考えのくせや価値観を調整するというものです。

 

 

 

 

私が認知療法で変わったこと

やっと本題ですね。笑

 

 

いろんな事が変わりましたが、

特に変わった5つを書かせていただきます🌸

 

①白黒思考の緩和

《前》

・理想体重以外の私は無価値だ・・私はダメ人間!!!!

・私の強い意志で明日すぐに病気を治さないといけない。

《後》

・理想体重ではないけど、ちゃんと私は価値のある人間

・今日より明日、少し良くなって、焦らず治していこう。

 

 

 

 

②他人の評価=自分の価値の緩和

《前》

・私が摂食障害だと世間に知られたら私は更に価値がなくなるんだ・・

・自分で自分を認められない、誰か私のことを褒めて。誰か!!

 ↓

《後》

・⚪︎⚪︎な私、じゃなく私を見てくれて受け止めてくれる人がいるだけで十分。

・私は私が認めてあげる。私のことを好きな人も嫌いな人もいて当たり前だ。

   

 

 

 

③自分を持ち意志を持ちはじめる

《前》

・相手が求める「⚪︎⚪︎さん」でいることが好かれるコツだ

・「あ、わかります」「どちらでも大丈夫です」「あわせますよ」

・夢・・・わかりません

 ↓

《後》

・”私”で向き合える人と付き合っていきたい

・「私はこう思う」「私はこっちが好みです。」

・こういうことをやってみたい

 

 

 

④他人と比べなくなる

《前》

・あの子の方が細くて可愛くて・・だから愛されるんだ・・

・あの子はあんなにキラキラしてるのに私はなんて不幸なんだ無価値なんだ

 ↓

《後》

・私にとっての幸せは、私軸で決めて私自身で感じるもの

・私には大切な人がいて大切な自分がいて、毎日幸せだ

 

 

 

⑤未来の決めつけの緩和

《前》

・私は摂食障害のまま人生が終わる。

・私はもう幸せにはなれない。不幸でいるべき人間なんだ。

 ↓

《後》

・今日より明日少し明るくなるといつか治るかもしれない

・今日よくて明日悪くなっても大丈夫。ゆっくりよくなる

 

 

 

 

どうでしょうか。

 

 

 

認知の調整には少しの努力が必要です。

でも、ゆっくり、着実に、何かが変わるのは間違いありません。

 

 

 

焦らず、ゆっくり。

 

未来は、きっと大丈夫。

 

 

 

竹口 和香