言葉を吐く。

5年の摂食障害、そして回復、そして今。

摂食障害の心の中

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ブログで経験を話すようになって、
摂食障害が、いかにクローズドな病気かに気づかされます。

 

 


私の10年来の友人でさえ、
「摂食障害ってこんな病気なんやね、

近くにおったのに知らん事ばっかや」

と言うくらい、

やっぱり外から見てると実情がわかりにくい部分が多いみたい。

 

 

摂食障害は孤独の中で進行していく病気です。

 

 

摂食障害の心の中

今回は、

私の症状が一番重い時期(過食嘔吐時)の

心の中を、ありのままに綴ります。

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全く同じ症状・背景の方はいないのは当然ですが、

それでも多くの方が共通で持っている気持ちなんじゃないかな。

 

 

◼︎私はこの世で一番弱くてダメなヤツ

これね、きっと誰もが思って、苦しんでる。

 

 

 

弱い自分だから病気になって、

弱い自分だから弱い自分に勝てなくて

弱い自分だから病気を治せない。

 

 

 

 

摂食障害って、原因が複合的で分かりづらく、

傾向性はあるものの、「これ」といった原因が本人も分からないんです。

だからとても苦しい。

 

 

 

 

後日にでも、摂食障害になりやすい人の傾向とか

まとめたいなーって思ってるんやけど、

 

「完璧主義」だったり、「強がりさん」だったり、

いわゆる「いい子」、がとても多い病気。

 

 

 

 

だから、病気になってしまった自分を責めるし、

「いい子」だった時の自分に戻りたいと泣き続け、

今、悲鳴をあげている自分を労ってあげることが出来ません。

 

私もずっと

自分のせい、自分がダメだから、自分が甘いから、

ずっとそうやって自分を責めて塞ぎ込んでいました。

 

 

 

 

部屋を真っ暗にして枕に顔を埋めてよく泣き叫んでいた。

全身鏡に映る自分が憎くて、

泣きながら鏡を倒した跡が、今も実家の壁に残っています。(苦笑)

 

 

 

 

 

ずっとずっと苦しみながら、

体も心も限界なのに、自分を責め続けます。

 

 

 

 

 

◼︎痩せたい食べたくない

過食嘔吐するのに、「痩せたい」ってどういう事?

 

 

 

これも周りからは理解されにくいです。

参考までに以下。

摂食障害は大きく拒食症過食症に分類される。拒食と過食は相反するもののように捉えがちだが、拒食症から過食症に移行するケースが約60 - 70%みられたり、「極端なやせ願望」あるいは「肥満恐怖」などが共通し、病気のステージが異なるだけの同一疾患と考えられている。

(参考元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%91%82%E9%A3%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3

 

 

そう。

症状が異なるのみで、

心の問題や、痩せ願望、自尊心の欠如、等の心理は

拒食症も過食症(過食嘔吐)も同一のものなんです。

 

 

 

 

私が以前に、

過食嘔吐を「発作」という呼び方をしている通り

自分の意思や希望と相反する事が、自分の中で起きているのです。

 

なので、沢山のものを口に詰め込みながらも、

「太る=自分の価値を下げる」という肥満恐怖の思考は

強く存在しています。

 

 

 

◼︎一生このままなんだ

摂食障害は、病気の事を他人に打ち明けるのに

とても時間がかかります。

加えて、他人から見て、ぱっと見では気付かない事が多いです。

 

 

 

 

一人で病気と向き合っていると

ネットで自分の病気の事を調べる事が多くなります。

 

 

 

 

まだまだネットには、

マイナスの事が書かれた記事や情報が多く、

とても自分の病気が治るものであるとは思えませんでした。

 

 

 

 

 

「摂食障害の死亡率は高い」

「私は20年病気と付き合っています」

「治ったはずなのに再発した」

 

 

 

自分の病気は一生続くと、私はその時確信していました。

 

胃腸も喉も顔も手もボロボロになって、

自分に病名がある事への少しの安心と、

この先の未来が真っ暗であると自分の将来を諦めました。

 

 

 

 


◼︎人が怖い怖い怖い・・・たすけて

とにかく人が怖い。

 

 

 

 

他人からどう見えるかをすごく気にする私は、

今、この世で一番弱くて醜くて出来が悪いヤツ。

 

 

 

 

そんなヤツ、誰も愛してくれない。

友達でこんな病気のやついたら引くよね?

こんな出来損ないの娘イヤだよね?

 

 

 

 

みんな離れるよね、そうだよね、私がこんなんだからしょうがない。

 

 

 

 

 

誇張表現に見えるかもしれないけど、

本当に、本当に、心の底からこう思ってるんです。

 

 

 

 

離れていく友達が怖くて、気丈に振る舞ったり

お母さんが異変に気付いても「大丈夫」しか言えなかったり、

 

 

 

 

次第に知らない人まで怖くなる。

 

 

 

 

 

コンビニのレジに行くと、

「こんなデブなやつが食べ物買ってるとか笑われるのかな」

と、下を向いてレジを済ませたり。

 

 

 

 

でも、人が嫌いなわけじゃない。

本当は、信じたくて、好きで、助けてほしくて、たまらない。

 

 

 

 

でもこんな私がそんな贅沢な事言えない。

私はダメ人間だから、これで仕方ない、そう思っていました。

 

 

 

 

 

 

もし近くにいたら

摂食障害の方は、病気と孤独と戦っています。

 

 

 

 

もし、近くにそういった方がいらっしゃれば

本当にただ傍にいて、

隣で泣かせてあげてほしいです。

 

 

 

 

 

居場所を与えてほしいです。

自分はこの世に存在していいんだな、と安心させてあげてほしいです。

 

 

 

 

 

 

参考になれば幸いです。

明日は飛行機乗るから体験記書こうかなー!

 

 

竹口 和香